なんか
つかれた。
がんばることにか生きてることにかもがくことにか、それとも虚勢をはることにか。
どれにかわからないけれど。
疲れた。
ただひたすらに怖くて。
がんばろうって言葉だけうつろに響いてなけなしのプライドが体を動かしている。
ダメだったらどうしよう。
っていう不安がちらついて離れなくて、そんなこと考えるだけ時間と心の無駄なのなんか百も二百も承知している。わかってる。でも、ダメでも大丈夫だって、自分に教えてあげないとぺっしゃんこに潰れそう。
心配性なたちなせいもあるけれど。
多分、自分で思ってる以上に、もう、だめなんだろうなぁー。ふだん表面に浮上してこない時ほど、反動で不意に浮上するひすてりっくなところが怖い。そういうときが、一番落ち込んでいる時なのは、自分でしってる。
あとどれだけないて過ごせばいいのかな。
これほどまでに、自分がぼろぼろに崩れているところを見るなんて、予想だにしておらず。それはそれでよい経験ともいえるのだろうけれど、あいにくそんな心のゆとりもなく。
ああ、これはだめだな、と思った時ってこれまでだって何度かあった。
ぐるぐるでぐだぐだでくたくたになってたことも、何度も何度もあって。そのたびに気づくと立てなくなっていて。歩き出せない自分に気づいて「ああだめなんだ。今」と思うばかりで。
それでも無理矢理に動かし続けると、こうなるのね、ってことがわかった。
焦るとか不安とかもうわかんない。
なにもわかんない。
がんばらなきゃ、って言葉だけが、空っぽに響いている。ぽつりとおちてくる。
がんばらなきゃ、がんばらなきゃ、
ねぇ何を?って。もうわからない。
ただ無駄にぼろぼろ涙だけ流れてくる。まだ大丈夫まだ大丈夫だっていいきかせて上塗りしてごまかしてきたぶん、とめられなくなっているんだろうなぁと他人事に思う。
ただ怖くて怖くて仕方がない。
それこそ動くことにか生きることにか明日がか未来がか、なんてことはわからなくて、ただ怖い。
こわくて。どうしようもなくて。
だれかだいじょうぶだよって言って。なんてすがりたい気持ちさえしている自分に気がついて、嫌悪感も感じて気持ちが悪くて、ああ本当にだめなんだな、って思った。
そんなに不安なのに。
誰かのやさしい言葉にすがるのを許せるほど、
同情をほしがれるほど、
低くない自尊心がにくい。
プライドとか、自尊心とか、かっこいい言葉じゃなくて。ただの意地、なんだろうけれど。