きもちわるい。
くらくらする。
自分の中で、絶対に自分にむけていってしまってはいけないこと、を。
いって。
しまって。
あ、そうか、っておもったら、ぜんぶだめになって怖くなってまっくらで、どうしていいのかわからなくて。
どこにいるのかわかんない。
どうしよう。
どうしよう、どうしよう。
ぜったいいっちゃいけなかったのにそんなこといったらもう、なんにもできなくなっちゃうのに。
ぜんぶぜんぶひていしなきゃいけないから。
まちがいだってたくさんして、だめなこともたくさんあって、でもそうじゃなくてもうぜんぶだめになっちゃうのに。
ひとつも、
わたし、が。だめで。
全部だめで。いなくてよくて必要なくて。必要な人間なんていないとか、もうそういうことじゃなくてぜんぶだめだったならいらなかったなら何をしてどうして、なんだったの。
けっきょく全部不要で、迷惑だったなら努力したって頑張ったって必要ないのならそれってつまりわたしはいらないってことでいらないから。いないほうがいいなら。いてもいいんじゃなくて。
いてもいい、ってゆるせるよう努力したのに。がんばったのに。それがだめならどうしたらいいの。
だってもうどうしていいかわかんないよ。
不要なんじゃなくて過分なんじゃなくて余計なのがつらい、
どうでもいいのがつらい。
みかえりなんてほしくないけどどうかお願いだからゆるしてほしい。
ほめてくれなくていいからおこらないでほしい。
きりすててくれていいからあきれないでほしい。
それはわがままなの。わたしはそれものぞんではいけないの。わたしは、それもほしいっていってはだめなの。
どうしようどうしよう、どうしたら。
どうやってたんだっけ、どうやってたんだっけ。
つくりえがおは簡単だったはずなのに。むずかしくなんかなかったのに。
どうやってたのかもうわかんない。よけいなおせわなんておもったらもうできない。